パソコン活用研究シリコンバレー(C、C++、の活用研究)
Borland C++ Compiler インストール
C++も少し触ってみようと思い立ち
Borland からフリーで提供されているC++ Compilerを使ってみました。
Borland の無償ダウンロードページからC++ Compilerがフリーでダウンロードできます。
1 インストール
freecommandlinetools2.exeをダブルクリックすると、自動的に展開されてインストールが進行します。
デフォルトでは、C:\Borland\bcc55 というフォルダにインストールされますが、おじさんは、d:\bcc55という
フォルダにインストールしました。
コンパイラは、bcc32.exe です。おじさんのインストール環境では、d:\bcc55\bin
にあります。
コンパイル環境の基本設定は割りとシンプルで、コンパイラとリンカー用に、Includeファイルのフォルダと、
Libフォルダを指定したコンフィグファイルを作ってやればO.K.です。
これらのコンフィグファイルはコンパイラ、リンカーと同じフォルダに置いて下さい。
コンパイラ用にはbcc32.cgfを以下のように作成してやります。以下のものはおじさんの環境用ですので、各自
自分の環境に読み替えてください。
-I にIncludeファイルのフォルダを指定。 -L にLib(ライブラリー)のフォルダを指定します。なお、-I,
-Lの後に
空白を入れるとエラーになりますので、オプションに続けてフォルダ(ディレクトリ)を記述して下さい。
-Id:\bcc55\Include
-Ld:\bcc55\Lib
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リンカー用のilink32.cfg
あとは、コンパイラのあるフォルダまで、Pathを通してやれば、なおGoodです。
予想したより、環境の構築は簡単でした。
2 コンパイル手順
上記の設定ができてしまえば、実行ファイルの生成まで一発で完了します。
ためしに、Hello と表示するプログラムを作成し、実行してみましょう。
D:\bcc55\Bin>bcc32 hello.cpp
Borland C++ 5.5.1 for Win32 Copyright (c) 1993, 2000 Borland
hello.cpp:
Turbo Incremental Link 5.00 Copyright (c) 1997, 2000 Borland
D:\bcc55\Bin>hello
Hello
D:\bcc55\Bin> |
Hello プログラムは以下の通りです。
#include <iostream.h>
void main(void)
{
cout <<"Hello";
} |
coutは標準出力へ出力せよという命令です。C++では、printfではなく、coutを使うことが
多くなると思いますので覚えておきましょう。
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